いざ美容室やバーバーに行って「おしゃれな坊主にしてください」と頼んでも、自分のイメージ通りになるとは限りません。特に四十代の薄毛カバーを目的とする場合、オーダーにはちょっとしたコツが必要です。失敗しないためのポイントは、プロに対して「隠したい」という気持ちと「どう見られたいか」という理想を明確に伝えることです。まず、「薄毛が気になるので、あえて短くして目立たなくしたい」と正直に伝えましょう。プロの理美容師は、髪の密度が低い部分と高い部分のバランスを見極め、濃淡の差が出ないように長さを調整してくれます。ここで変に長さを残そうとすると、かえって薄い部分が浮いて見えてしまうため、「薄い部分に合わせて周りも短くしてください」とオーダーするのが正解です。これが「減法」のスタイリングであり、全体の密度を均一に見せるプロの技です。 具体的には「サイドとバックはフェードで短く刈り上げてください」と付け加えると、ぐっと今っぽい仕上がりになります。フェードの高さ(どこまで短くするか)や、色の濃さは相談して決めると良いでしょう。初めての場合は、地肌が完全に見えるスキンフェードよりも、少し長さを残した3ミリ程度から始めると抵抗が少ないかもしれません。また、日本人はハチが張りやすいため、「ハチ周りが膨らまないようにタイトに収めてください」と伝えると、シルエットがきれいに決まります。そして忘れてはならないのが、眉毛のカットです。坊主スタイルは眉毛が顔の印象を大きく左右します。「眉毛も整えてください」と頼めば、顔つきがキリッと引き締まり、清潔感が格段にアップします。理美容師はあなたの髪と頭の形のプロフェッショナルです。恥ずかしがらずに相談し、二人三脚で最高に似合う大人の短髪を作り上げてください。