男性の薄毛、抜け毛のトラブルで多いと思うのが、シャンプー選びだと思います。
20代の頃は、脂濡性皮膚炎を発症したほどの脂性でしたので、皮脂の分泌が人一倍盛んでした。
朝に髪を洗って外出しても、夕方には皮脂でべっとり湿ってしまう私の頭髪・・・。
そして、その過剰すぎる皮脂をしっかりと除去しようと、洗浄力の高いシャンプー(たいがい安価)を使用していました。
安価なシャンプーに多いのですが、「皮脂を除去」「さっぱり感」を強調する男性向けシャンプーがよく売られています。
その手のシャンプーは、本当に薄毛対策になるのでしょうか?
私の経験でいうと、答えはNOです。
「皮脂の除去」をうたうシャンプーを使っていた時は、ごっそり毛が抜けていきましたし、脂濡性皮膚炎が悪化するなどの頭皮のトラブルにも見舞われました。
常に頭皮が痒い。痛い。
これは、シャンプーが原因なのではないか?
ネットで調べても、洗浄力の強いシャンプーは、皮脂の過剰な分泌を促進して薄毛を助長するといった内容が書いてあります。
頭皮の刺激にもなっているのでしょう。
そこで私は、低刺激シャンプーの使用へとシフトしていきました。
しかし、アミノ酸系シャンプーや石鹸シャンプーなど何種類も試しましたが、どれもあまり効果がありません。
そこで、思い切ってベビーシャンプーの使用を開始しました。
赤ちゃんの肌にも優しいベビーシャンプー。
低刺激、という意味合いでは最高レベルだと思います。
それでも不安だったことは、「逆に、洗浄力が低すぎて全く皮脂を洗い流せないのではないか?」ということ。
そこで念の為、ベビーシャンプーで二度洗いすることに決めました。
すると、2~3ヶ月して、頭皮の痒みが和らいでいることに気づきました。
皮脂も激しい抜け毛も、若干落ち着いてきたよう。
抜け毛のトラブルはやはり、洗浄力の強いシャンプーが原因だったのです。
今では『ニナゾルシャンプー』を愛用しておりますが、毎日使用するわけではないので、ベビーシャンプーと交互に使用して頭皮の状態を保っております。