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今日から始める抜け毛予防!日常でできる簡単ケア
抜け毛が増えてきたと感じると、将来薄毛になってしまうのではないかと不安になりますよね。しかし、日々の生活習慣やヘアケアを見直すことで、抜け毛を予防し、健康な髪を育むことは可能です。特別なことを始めるのではなく、まずは毎日のちょっとした心がけから変えていきましょう。最初に意識したいのは、頭皮環境を清潔に保つことです。シャンプーは1日1回、夜に行うのが基本です。日中に付着した汚れや余分な皮脂をしっかりと洗い流し、頭皮を清潔な状態に保ちましょう。ただし、洗浄力の強すぎるシャンプーや、1日に何度もシャンプーすることは、頭皮の乾燥を招き、かえって抜け毛の原因となることがあるので注意が必要です。自分の頭皮タイプに合った、アミノ酸系などのマイルドな洗浄成分のシャンプーを選び、指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。すすぎは特に念入りに行い、シャンプー剤やコンディショナーが頭皮に残らないように気をつけてください。シャンプー後のドライヤーのかけ方にもコツがあります。濡れた髪はキューティクルが開いてダメージを受けやすい状態なので、タオルドライで優しく水分を拭き取った後、できるだけ早く乾かします。ドライヤーは髪から20センチ程度離し、同じ場所に熱が集中しないように動かしながら、まずは頭皮から乾かしていきます。完全に乾かしすぎると頭皮が乾燥してしまうため、8割程度乾いたら冷風で仕上げると、キューティクルが引き締まり、髪にツヤが出ます。また、頭皮の血行促進も抜け毛予防には欠かせません。指の腹や専用の頭皮マッサージャーを使って、頭皮全体を優しく揉みほぐすマッサージを習慣にしましょう。入浴中やシャンプー時など、リラックスしている時に行うのがおすすめです。血行が良くなることで、髪の毛に必要な栄養素が行き渡りやすくなります。さらに、紫外線対策も忘れずに行いましょう。顔や肌と同様に、頭皮も紫外線のダメージを受けます。紫外線は頭皮を乾燥させ、毛母細胞に悪影響を与える可能性があるため、外出時には帽子をかぶったり、日傘を使ったり、頭皮用の日焼け止めスプレーを利用したりするなどの対策を心がけましょう。これらの日常的なケアは、すぐに劇的な変化をもたらすものではありませんが、継続することで頭皮環境が整い、抜け毛の予防に繋がっていくはずです。
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皮膚科で薄毛治療!私のリアルな体験談を紹介
数年前から、お風呂の排水溝に溜まる髪の毛の量が気になり始めました。最初は季節の変わり目かな、くらいに思っていたのですが、だんだんと髪全体のボリュームが減り、特に頭頂部の分け目が以前より目立つようになってきたのです。まだ30代前半だったこともあり、このまま薄毛が進行してしまうのではないかと、鏡を見るたびに不安でいっぱいでした。市販の育毛シャンプーや育毛剤をいくつか試してみましたが、正直なところ、目に見える効果は感じられませんでした。そんな時、友人が「一度、皮膚科で相談してみたら?」とアドバイスをくれました。皮膚科で薄毛の治療ができるとは知らなかったので少し驚きましたが、専門家の意見を聞いてみたいと思い、勇気を出して近所の皮膚科を受診することにしました。初診の日はとても緊張しました。問診票には、薄毛が気になり始めた時期や生活習慣などを記入し、その後、医師の診察を受けました。先生は私の頭皮の状態を丁寧に見てくださり、マイクロスコープで毛穴の様子も確認してくれました。そして、私の場合は女性型脱毛症(FAGA)の初期段階である可能性が高いとの診断でした。原因としては、遺伝的な素因に加え、ストレスやホルモンバランスの乱れも考えられるとのこと。治療法としては、まずミノキシジル配合の女性用外用薬を試してみること、そして生活習慣の改善を心がけることを勧められました。具体的には、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動、そしてストレスを溜めない工夫などです。先生は、治療には時間がかかること、すぐに効果が出なくても根気強く続けることが大切だと、優しく説明してくださいました。その日から、毎日朝晩、指示通りに外用薬を塗布し、食生活にも気を配るようになりました。最初の1~2ヶ月は特に変化を感じられず、本当に効果があるのだろうかと不安になることもありましたが、先生の言葉を信じて続けました。3ヶ月を過ぎた頃から、少しずつですが抜け毛が減ってきたように感じ始めました。そして半年が経つ頃には、以前よりも髪にハリやコシが出てきて、分け目の地肌も少し目立たなくなってきたのです。完全に元通りというわけではありませんが、鏡を見るのが苦痛ではなくなり、精神的にもかなり楽になりました。皮膚科を受診して本当に良かったと思っています。